13 2月 アンチーク
塗装トラブルと対策
【アンチーク】
英語名:antique
欠陥用語 | アンチーク |
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英語名 | antique |
類語 | - |
発生工程 | カラークリヤー塗装(木工、プラスチック等) |
現象 | カラークリヤーを静電塗装する場合、電界の集中する被塗物端部の塗膜厚が厚くなり、濃く仕上がること。(本来は古代風仕上げという意味であるが、欠陥用語の場合はこの意味となる) |
発生原因 | A:被塗物状態 ・被塗物表面の電気抵抗値が高すぎる。(プラスチックなど) C:塗料 ・着色剤の濃度が高すぎる。 ・塗料の攪拌が不十分である。 D:塗装機 ・静電塗装の場合:印加電圧が高すぎる。 ・霧化空気圧力が低すぎる。 ・吹付距離が遠すぎる。 ・塗料噴出量が多すぎる。 F:塗装設備 ・ハンガー形状が不適性で被塗物の端部に電界が集中し、厚膜になっている。 ・1ハンガー当りの被塗物面積が少ない。 |
対策方法 | ・被塗物に導電剤を塗布する。 ・希釈溶剤の一部に極性溶剤を使用して、表面の電気抵抗値を下げる。 ・濃度を下げ、塗り重ねを多くして規定の濃度にする。 ・ゆっくりと絶えず攪拌する。 ・通常の印加電圧(60~90KV)より下げる。(印加電庄40~60KV) ・霧化空気圧力を上げる。 ・吹付距離を規定値まで近づける。 ・塗料噴出量を下げ、塗り重ねを多くする。 ・静電塗装の特性を考慮して、ダミーを設けるなどして、端部への塗料の塗着を少なくする。 ・塗装密度を高くした吊り方にする。 |
確認方法及び使用機器 | 目視 |
対策商品 |
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