12 2月 黄変
塗装トラブルと対策
【黄変】
英語名:yellowing, after yellowing
欠陥用語 | 黄変 |
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英語名 | yellowing, after yellowing |
類語 | 色焼け、焼け |
発生工程 | 乾燥・硬化、塗装後経時 |
現象 | 塗膜の色が黄味を帯びること。 「乾燥時」 本来の塗面発色でなく、淡黄色から褐色がかった変色を伴って仕上がる状態。(特に白色、シルバーメタリックで目立つ) 「塗装後経時」 日光光線、熱などにより淡黄色から褐色に変色すること。 |
発生原因 | (塗装後経時の発生原因は除く) C:塗料 ・黄変し易い塗料を使用している。 ・塗料の中に硬化剤を入れすぎている。 ・酸化乾燥型塗料の場合、ドライヤの選択が誤っている。 F:塗装設備 ・直火式ガス燃焼炉を使用している。 この場合、窒化ガスによる塗膜の酸化で発生する。 G:乾燥・硬化条件 ・焼付乾燥の場合:オーバーベークになっている。 |
対策方法 | ・黄変の少ない塗料を選択する。 (アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂など)。 ・硬化剤は計量して規定量を入れる。 ・仕様通りのドライヤを使用する。 ・間接加熱炉に換える。 ・焼付時間の短縮、および焼付温度を下げ、仕様通りの焼付乾燥を行う。 |
確認方法及び使用機器 | 目視 |
対策商品 | 炉内温度計 イージートラック、XL ガス検知管 北川式検知管 色差計 カラーガイド |
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