Author: 武人平井

[vc_row css_animation="" row_type="row" use_row_as_full_screen_section="no" type="full_width" angled_section="no" text_align="left" background_image_as_pattern="without_pattern" el_class="paint-trouble" z_index=""][vc_column][vc_column_text] つや不足⇒「つやびけ」の項参照 塗装トラブルと対策【つやびけ】  英語名:loss of gloss,cloudiness, dulling, matting   [/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]...

[vc_row css_animation="" row_type="row" use_row_as_full_screen_section="no" type="full_width" angled_section="no" text_align="left" background_image_as_pattern="without_pattern" el_class="paint-trouble" z_index=""][vc_column][vc_column_text] 塗装トラブルと対策【つやむら】  英語名:flashing uneven loss of gloss 欠陥用語 つやむら 英語名 flashing uneven loss of gloss 類語 光沢むら 発生工程 塗装、乾燥後 現象 つや無し、または半つや状態の塗面に部分的につやが現れたり、光沢塗面に 部分的に光沢不足が起こったりする現象のこと。 発生原因 A:被塗物状態・下塗膜厚にばらつきがある。・下塗塗料の顔料分が多い。B:前処理・下地処理にばらつきがある。C:塗料・希釈溶剤の溶解力が不足している。・希釈溶剤の蒸発が速すぎる。E:塗装条件・上塗膜厚が薄すぎる。・上塗膜厚にばらつきがある。F:塗装設備・塗面に水や揮発ガス(乾燥炉)が付着、または接触している。 対策方法 ・下塗膜厚を均一にする。・上塗塗料と相性の良い塗料を選定する。・下地処理を均一にする。・溶解カのある希釈溶剤を使用する。・蒸発の遅い希釈溶剤を混合する。・上塗膜厚を厚くする。・上塗膜厚を均一にする。・塗装設備、および環境を適正に整備する。 確認方法及び使用機器 目視または光沢度測定,鏡面反射率光沢計 対策商品 色差計 マイクロトリグロス マイクロヘイズ 膜厚計 ミニテスト   [/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]...

[vc_row css_animation="" row_type="row" use_row_as_full_screen_section="no" type="full_width" angled_section="no" text_align="left" background_image_as_pattern="without_pattern" el_class="paint-trouble" z_index=""][vc_column][vc_column_text] つややせ⇒「つやびけ」の項参 塗装トラブルと対策【つやびけ】  英語名:loss of gloss,cloudiness, dulling, matting   [/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]...

[vc_row css_animation="" row_type="row" use_row_as_full_screen_section="no" type="full_width" angled_section="no" text_align="left" background_image_as_pattern="without_pattern" el_class="paint-trouble" z_index=""][vc_column][vc_column_text] 塗装トラブルと対策【点錆】  英語名:spot rusting 欠陥用語 点錆 英語名 spot rusting 類語 斑点錆 発生工程 素材~前処理(化成工程) 現象 リン酸亜鉛被膜の中に直径0.2~2mmの円形の白点錆が点在する状態。化成前に発生した点状の赤錆が、化成を通過した時点で白点錆となる。 発生原因 A:被塗物状態・素地にもともと錆が発生していた。前処理・化成前工程で、脱脂後の水洗水が酸性で化成処理工程までが高温である。・表面調整液のpHが低すぎる。 対策方法 ・素地をなるべく錆の発生する多湿、酸性等の環境に置かない。・錆が出た場合は、ペーパー等で除去する。・脱脂後から化成間は、温度を下げて酸性雰囲気にしない。・表面調整液はpH8.5~9.5、温度35℃以下に保つ。 確認方法及び使用機器 目視 対策商品 PH計 PHメーター 温度計 プローブ式温度計   [/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]...

[vc_row css_animation="" row_type="row" use_row_as_full_screen_section="no" type="full_width" angled_section="no" text_align="left" background_image_as_pattern="without_pattern" el_class="paint-trouble" z_index=""][vc_column][vc_column_text] 塗装トラブルと対策【テンパーカラー】  英語名:temper color 欠陥用語 テンパーカラー 英語名 temper color 類語 ブルーカラー 発生工程 前処理 現象 化成処理面の一部が紫色~青色になる 発生原因 B:前処理・脱脂工程の温度が高すぎる。・処理槽の入口のノズルが詰まっている。・処理槽の入口のノズルの向きが悪い。・スプレー圧力が低すぎる。・促進剤の濃度が高すぎる。・遊離酸度が高すぎる。・表面調整液のpHが低すぎる。・処理槽前でラインが停止する。・搬送速度が遅すぎる(化成処理入口で処理液がミスト状で付着する)。 対策方法 ・脱脂工程の温度を下げる。・ノズルの詰まりを取り除く。・ノズルの向きを適正方向に修正する。・スプレー圧力を上げる。・促進剤の濃度を下げる。・遊離酸度を下げる。・指定のpHになるよう表面調整液の一部を更新する。・第三リン酸ソーダなどで中和する。・ライン停止を回避する。・入口側のスプレーノズルを霧状になりにくいタイプにする。 確認方法及び使用機器 目視 対策商品   [/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]...

[vc_row css_animation="" row_type="row" use_row_as_full_screen_section="no" type="full_width" angled_section="no" text_align="left" background_image_as_pattern="without_pattern" el_class="paint-trouble" z_index=""][vc_column][vc_column_text] 塗装トラブルと対策【道管ふくれ】  英語名:grain blister, snail-tack blister 欠陥用語 道管ふくれ 英語名 grain blister,snail-tack blister 類語 - 発生工程 乾燥(木工塗装) 現象 木材の道管部の塗膜がふくれを発生し、塗面が平滑にならない状態。 発生原因 A:被塗物状態・素材の水分が多すぎる。・素材の表面にゴミ、ブツが付着している。・研ぎむら、研ぎ残しがある。・下塗塗膜の乾燥が不十分である。・目止め剤が十分に充填されていない。・素材にヤニ分が多く存在している。・吸湿膨潤しやすい突板貼り用接着剤を用いている。G:乾燥・硬化条件・セッティング時間が短すぎる。H:その他・周囲の湿度が高すぎる。 対策方法 ・素材を乾燥させる(含水率12%以下)・異物を完全に取り除く。・表面の研ぎを十分に行う。・下塗塗膜を十分に乾燥させる。・目止めを十分に行う。・ヤニ分の多い素材は脱脂処理を行う。・吸湿性の少ない接着剤を使用する。・セッティング時間を十分にとる。・湿度を80%RH以下に保つ。 確認方法及び使用機器 目視、電子顕微鏡(断面写真)、表面あらさ計 対策商品 水分計 赤外線水分計 温湿度計   [/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]...

[vc_row css_animation="" row_type="row" use_row_as_full_screen_section="no" type="full_width" angled_section="no" text_align="left" background_image_as_pattern="without_pattern" el_class="paint-trouble" z_index=""][vc_column][vc_column_text] 塗装トラブルと対策【研ぎ目】  英語名:grinding mark 欠陥用語 研ぎ目 英語名 grinding mark 類語 サンドスタラッチ、サンドマーク、ペーパー目 発生工程 素地調整、下・中塗り後の研磨 現象 研磨の模様が、上塗塗装で隠ぺい出来ずに塗面に現れる状態。 発生原因 A:被塗物状態・研磨のペーパーの番手が粗すぎる(#番号が小さすぎる)。・研磨の方法が不適正である。C:塗料・塗料の希釈粘度が低すぎる。E:塗装条件・塗膜厚が薄すぎる。 対策方法 ・#360~400の番手のペーパーで研ぐ。・狭い傷はパテで補修する。・一定方向へ、全体に平均して研磨する。・希釈溶剤を減らし、塗料の粘度を上げる。・重ね塗りを十分行い、塗膜厚を厚くする。 確認方法及び使用機器 目視、表面租さの測定、拡大鏡、表面租さ計 対策商品 表面粗度計 粘度計 E型粘度計 膜厚計 ミニテスト    [/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]...

[vc_row css_animation="" row_type="row" use_row_as_full_screen_section="no" type="full_width" angled_section="no" text_align="left" background_image_as_pattern="without_pattern" el_class="paint-trouble" z_index=""][vc_column][vc_column_text] 塗装トラブルと対策【塗膜の溶け落ち】  英語名:vapor washing, solvent washing 欠陥用語 塗膜の溶け落ち 英語名 vapor washing, solvent washing 類語 - 発生工程 乾燥(デイッピング塗装) 現象 塗膜中の溶剤の蒸気によって、焼付乾燥時に塗膜を洗い流したように被塗物が溶け透ける状態。 発生原因 C:塗料・真溶剤の量が多すぎる。・塗料の希釈粘度が低すぎる。E:塗装条件・被塗物の吊り方が不通性でドレン抜きの角度が不適当である。F:塗装設備・デイッピングでの1回の塗膜厚が厚すぎる。・デイッピング方式が塗装に合っていない。・溶剤蒸気排出方向が不通性で蒸気がこもる。・セッティングゾーンの湿度が高すぎる。 対策方法 ・塗料の樹脂、顔料分を増し、高粘度化する。・希釈溶剤の量を減らし粘度を上げる。・被塗物の吊り下げ角度を変え、余分な塗料が残らないようにする。・2コート方式に変更する。・スプレー方式に変更する。・溶剤蒸気排出の方向を変更する。・通気をよくするなどして湿度を下げる(80%RH以下)。 確認方法及び使用機器 目視 対策商品 粘度計 E型粘度計 膜厚計 ミニテスト 温湿度計   [/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]...

[vc_row css_animation="" row_type="row" use_row_as_full_screen_section="no" type="full_width" angled_section="no" text_align="left" background_image_as_pattern="without_pattern" el_class="paint-trouble" z_index=""][vc_column][vc_column_text] 塗膜付着性不良⇒「密着不良」 塗装トラブルと対策【密着不良】  英語名:poor adhesion   [/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]...

[vc_row css_animation="" row_type="row" use_row_as_full_screen_section="no" type="full_width" angled_section="no" text_align="left" background_image_as_pattern="without_pattern" el_class="paint-trouble" z_index=""][vc_column][vc_column_text] 塗膜割れ⇒「割れ」の項参照 塗装トラブルと対策【割れ】  英語名:cracking, checking, crazing   [/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]...