27 2月 メタリックむら
塗装トラブルと対策
【メタリックむら】
英語名:metalic mark
欠陥用語 | メタリックむら |
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英語名 | metalic mark |
類語 | メタルより、メタルむら |
発生工程 | 塗装 |
現象 |
塗膜内で光輝性顔料の分布や配列が不均一で部分的に発色が異なること。
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発生原因 | A:被塗物状態 ・素材温度が低すぎる。 C:塗料 ・希釈溶剤の蒸発が速すぎるか、遅すぎる。 ・アルミ顔料の分散が不十分である。 D:塗装機 ・スプレーガンのノズル口径が大きく、微粒化が不良である。 ・スプレーガンの洗浄が不十分である。 E:塗装条件 ・素材温度が低すぎる。 ・塗膜が厚すぎる。 ・塗料噴出量が多すぎる。 ・霧化空気圧力が低すぎる。 ・パターン巾が狭すぎる。 ・ガンスピードが遅すぎる。 ・吹付距離が短すぎる。 ・塗り重ねインターバルが短すぎる。 ・静電塗装での印加電圧が高すぎる。 H:その他 ・周囲温度が低すぎる。 ・ブースの風速が遅すぎる。 |
対策方法 | ・希釈溶剤の蒸発速度、または量を調節する。 ・塗料を十分に根幹する。 ・微粒化機能の優れたスプレーガン、空気キャップ、ノズルチップを用いる。 ・スプレーガンの空気キャップ、ノズルを十分洗浄する。 ・素材湿度を上げる。 ・塗膜を規定の厚さで塗装する。 ・塗料噴出量を減らす。 ・霧化空気圧カを上げる。 ・パターン巾を広くする。 ・ガンスピードを速くする。 ・吹付距離を長くする。(標準距離 エアスプレーで200~250mm) ・セッティング時間を長くする。 ・印加電圧を下げる。(標準 50~70KV) ・周囲温度を上げる。(5~30℃) ・ブース風速を速くする。(被塗物周囲での標準風速0.6~0.8m/sec) |
確認方法及び使用機器 | 目視 |
対策商品 | 表面温度計 放射温度計 攪拌機 膜厚計 ミニテスト 静電電圧 静電テスター 塗料抵抗計 ランズテスター |
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